2008年4月28日

iPod Classicを活用しまくり

今日は(今日も?)マニアックなお話ですので、興味のない方はスルーの方向で…

先日買ったiPod Classic(160GB)を活用しまくってます。音楽再生はもちろんですが、 暇つぶしにもってこいなのがビデオ機能です。パソコンに貯まっている動画ファイルをエンコードし直してiPodに入れておくと、 ちょっと時間が余ったときに手軽に再生することができ、電車に乗っている時や歩いて家まで帰っている時など (おい)に録り貯めておいたビデオをさばくことができるわけです。

で、折角だから良い画質で見たいと思って色々と動画のエンコーダー(限フリーソフト)を試してみたのですが、 最終的に候補に残ったのは「Videora iPod Converter」と「携帯動画変換君」の2種類。

前者の「Videora~」はiPodがソフト名に入っているだけあってiPodの動画変換に特化されており、 かなり楽に動画変換をすることができます。しかもデフォルトでマルチスレッドに対応しているので、 4コアCPUに買い換えた鈴木PCでは爆速で変換できます。しかし、英語版な上、動作中に広告が出まくりでうざったいことこの上無しです。

「携帯動画変換君」は、その筋ではかなり有名なソフトですが、初回の設定に一手間あり、 ほんの少しパソコンに慣れている人じゃないと混乱するかもしれません。マルチスレッドに関しても、設定ファイルに-thread 4のオプションをつけても、ffmpegが2スレッドまでしか対応していないのか、2コア以上同時に使ってくれないみたいだし… (使い方が悪い?)

というわけで、最終的には画質で判断してみました。その結果…

 

 

「携帯動画変換君」の圧勝でした…!!

 

 

Videora iPod Converterのほうは、 動きが激しい場所や画面が切り替わった瞬間にMPEGのモスキートノイズが出まくりですが、携帯動画変換君の方はそれもあまり出ません。 しかもVideoraは784kbps、 携帯動画変換君は600kbpsでのエンコードなのでビットレートも(結果容量も)携帯動画変換君のほうが低く済みました。 Quicktime(今だとiTunesを入れると勝手に入る)がインストールされていれば動くし、 何より日本語メニューでわかりやすい(設定めんどいけど)ので、オススメでございます。

 

て言うか、ぱっと見は単純にコーデックであるMPEG4とH.264(MPEG4-AVC)の差のように感じられるんですが…本人は、 同じH.264でエンコードしているつもりです。普通に導入して設定をあまりいじらずにエンコードするとこんな感じ、 ということで参考にしてもらえればと思います。一応VideoraのほうでもH.264の設定でエンコードしてるんだけどな… こんなに画質の差が出るとは不思議だ。2-Passにすると改善するかもしれないけど、面倒なので検証しませーん。

久しぶりのオフ会

先日(と言っても、もう1週間も前のことですが)、数年ぶりに行われた某音楽系コミュニティーのオフ会に参加してきました。 月曜の夜という超アグレッシブな日時設定にもかかわらず、音楽だけではなく様々な方面で第一線で活躍する方々が新宿に集結していました。 みんなタフね…

鈴木は仕事の都合で30分遅れで合流し、数年ぶりの会合とは思えないその不思議な空間で思い切り楽しんできました。と言うか、 飲み放題なのをいいことにチャンポンしまくりで浴びるほど飲んで食べてきました。2次会にも参加し、帰宅は日付が変わった頃に。 おかげで先週1週間は妙なテンションで過ごすことになりました…

しかし、やっぱり色々な意味でスペシャリストな人たちとお話をするとテンションが上がりまくりです。 どうしても没個性的になりがちな職場(暴言)で働いているので、たま~にこういった機会があると、心の洗濯というか、 創作意欲が湧くというか…とどのつまり面白くてたまらんわけです。また夏にも次の機会がある(らしい)ということで、今から楽しみです。

ちなみに、当日会場ではっちゃけてしまったばかりに、仕切りの障子戸を外した上、足の上に落っことしてしまいました… その後3日くらい痛んだのは秘密です。

 

今日の一言

「酒は飲んでも呑まれるな」

2008年4月20日

結婚しました。

お久しぶりです。
もう聞き及ばれていらっしゃるかも存じませんが、
このたび私どもは鈴木様ご夫妻のご媒酌によりまして
結婚いたしました。

未熟なふたりではございますが、皆様から頂戴したお言葉を胸に、
明るい家庭を築いてまいりたいと思っております。
どうぞ、今後とも変わらぬご指導とご厚誼のほど、
よろしくお願い申し上げます。

なお、下記に私たちの知り合った軌跡を記しておきましたので、
是非お立ち寄りください。
http://koidayori.fiberia.com/

略儀ながら、メールをもってご挨拶申し上げます。

敬具

 

 

…最近よく届く迷惑メールです。このときばかりは、自分が鈴木という全国2位の名字であることを恨めしく思います。 どうせなら佐藤さん(全国1位)宛でメール出せよ、山本ォォォ!!

※山本…このメールの差出人欄に記載されている名前。メールアドレスはhappy-happy.wedding-kiyo@ezweb.ne.jpとなっている。 お前の携帯、迷惑メールでパンクさせたろか。。。…ていうか、まさかそれ狙い?

復活してきました

3週間のごぶさたです。これだけ間を開けたのは久しぶりな気がします。 一生の思い出になりそうなエイプリルフールからコツコツと作業を積み重ね、ようやくパソコンの環境が復活してきました。8割方回復です。… ぶっ飛んでしまった曲データを除いては(涙)結局Final Data 8.0では、 RAID0アレイ内のデータのうちMB単位の大きなファイルサイズのものは1つも救出できませんでした。 どうでもいいブラウザのキャッシュ画像とかが20万枚くらい出てきて、それを確認していく作業だけでも毛が2万本は抜けたような気がします。

とりあえず備忘録がてら、この地獄の2週間で、どのような軌跡をたどったか、後々のために書いておきたいと思います。

 

・待ちに待ったCore 2 Quadの新型、Q9450が発売。PC DEPOTで売れ残りの1つを偶然にも取り寄せることに成功。 しかし、これが地獄の黙示録の始まり。

・CPUをCore 2 Duo E6600から換装する。以前チップセット違いのマザーボード交換が、 たまたま再インストール無しで成功した経験から、CPUなら全然問題ないだろうとナメてかかる。

・OSが起動しなくなる。マザーボードであるGA-P35-DS4 rev.2.0のBIOSを最新版のF12に書き換えるが状況変わらず。(このBIOS書き換えが更に混乱を呼ぶことに。)

・仕方なく再インストールをしようとバックアップ専用のHDD(SAMSUNGの500GB SATA)をマザーボードに接続、 再起動。このHDDを認識しないため、BIOSの設定でHDDの認識タイプをRAIDからDisabledに変更。 考えてみればこれが核の発射スイッチであった。おそらくこのせいで、RAID0のMember Disk 2台のうち、 なぜか1台だけが認識しなくなる。RAID0のため、事実上のクラッシュ。

・最悪の事態に備えてHDD復旧業者に数件電話し、見積もりを聞く。容量が1TB近くあるため、 復旧には35万円~650万円かかると言われる。 銀座のクリーンルーム完備とかほざいている某業者に至ってはしつこく名前と電話番号を聞かれたので教えられないと言ったところ「う、う、 うちをご利用されないのですね!?」と逆ギレされる。

・発売したばかりのFinal Data 8.0をダウンロード購入して最後の賭けに出る。1日かけてスキャンするも、 RAID0ディスクからはゴミファイルばかりサルベージされる。

・ボーカルのHidekiに鈴木7才始まって以来の大惨事を告白する。「わっはっは」と一蹴される。 エイプリルフールだと思ってんなこいつ…

・転勤後初めての職場に出勤するも、同僚の名前が頭にまったく入らない。心配事があるとこうなるのか、 と何故か冷静かつ客観的に自己分析をしてみる。

・もしやと思い、バックアップ用HDD(フォーマット済み)をFinal Dataでサルベージをかけたところ、 色々なデータが復活してくる。しかし、曲データだけは出てこない。不思議!

・復旧はあきらめて一からOSを再インストールする。やっぱり懲りずにRAID0でアレイを組む。 この学習能力の低さがチャームポイントだとポジティブに考える。

・一通りドライバを組み込んだあたりで、今度はPCがスタンバイモードに入れなくなっていることに気づく。 CPUの消費電力が少し上がったためと予想し、色々とパーツを外して試すが結局スタンバイモードに入れず。 スタンバイが無いと非常に不便なため、またしても悩んで毛が抜けていく。

・更に、CPUを変える前はHigh Performanceモード(レイテンシが低く設定できる) でも余裕しゃくしゃくで運用してきたn12が、Medium Performanceモードでも音切れを起こすようになる。 PCIのレイテンシーを32から128まで引き上げても、LANを切っても変わらず。思わず五十音表に無い文字で叫ぶ。

・おまけに、PCの電源ユニットが故障したようで、入らなくなる。鈴木の頭もいよいよ故障しそうになる。

・故障した500Wの電源を買ったお店(PC DEPOT)に行き、壊れているかどうかの確認を頼んだところ、 なぜか8,000円を要求される。「3年保証の電源だから、それまでウチで面倒みますよ」 という言葉を信じてたかが電源ユニットに2万円を払ったはずなのに…PC DEPOTが鈴木の中でジャンク屋扱いとなる (←株主なのに言い過ぎ)。二度とここでは買うまいと決意する。

・電源を修理に出し、買い換え候補の650Wの「Antec NeoPower650」の最安値を検索する。結局、一番安かったPC DEPOTで買う(馬鹿)。

・注文していた電源が到着する。満を持して取り付けたところ、なんと…スタンバイが動作しない。ストレス全開100万ボルト。

・Antecのショールームがあることを知り、1000Wの電源ならどうだ!! と半ばヤケになって無理矢理動作チェックのお願いをする。

・ショールームに出かける直前、ふと思いついてBIOSのバージョンをF12→F11に下げてみたところ、あっさりスタンバイが動く。 ひっくり返って精神的に後頭部を強打する。まさか最新CPUだからBIOSを新しくしないと動かないと思っていたのに、 古いBIOSのほうが安定するなんて…!!考えてみれば基本的なところだが、自作の奥の深さを思い知る。

・これでひょっとしたらn12の音切れも回復か!?と思って試したが、High Performanceモードではやっぱり音が切れる。色々な意味で諦める。←今ここ

 

…書いてるだけで疲れました。と言うか自分のアホさ加減が身にしみました。ここに書いてないような細かい事件もいっぱい起きましたが、 そろそろ夜が明けそうなのでこの辺で締めて寝ようと思います。

まぁn12は何だかんだ言ってLow Performanceモードなら今でもレイテンシ6msくらいでは動くので、 これで使っていきたいと思います。そのうちXPのSP3やらドライバやBIOSのバージョンアップやらで改善されると信じて… (その時にまた一騒動ありそうですけど)。

ここまで耐えて読んで下さったアナタは、かなりのマニアではないでしょうか。 何か抜けてるところとかアドバイスがあれば下さいませませ。

2008年4月 1日

エイプリルフールですが

自分でも「嘘!?」と思うことが起きました。HDDのRAID0のアレイ情報を飛ばしてしまいました。え?意味がわからないって?つまりですよ・・・

HDDのデータ、全部飛びました。

・・・跡形もなく。かろうじてCドライブは退避させていたのでメールの送受信情報は残りましたが、賢い鈴木はデータをDやEに分割して管理しているのでそいつらは全部全部もってかれました。しかも、RAID0なのでHDDのサルベージをしてもデータは助かりません。

鈴木7才の全曲が飛んじゃいました(爆死

というわけで、今年リリース予定だったCDは無期延期となります。データ交換用にサーバーにアップしていたMP3から耳コピしてデータの作り直しっすよ・・・ふんがー

それでもあきらめたわけじゃなくて、一応RAID0でデータ管理サイズを以前と同じくしてアレイを再構築、ダメもとでFinalDataを試してみる予定です。


繰り返しですが、実話です。嘘じゃありません。呪いか何かだと思います。ちなみに300GBくらいバックアップをとってあったのですが、マイドキュメントの古いやつとかよく使うCDイメージとか、どうでもいいですよ〜♪的なデータでした。げっふう。。。。

くっそーー!!油断した!

念願の新型CPU、Core 2 Quad Q9450をゲット。全日本的に品薄状態のCPUですが、たまたまキャンセルが出てたのをズザーっと買わせていただきました。これで鈴スタPC増強計画、ハード面では完了。(Windows Vista 64bit版での環境構築が最終到達点なので、ソフト的にはまだ途中。)

さて、CPU交換も済ませて、早速重いプラグインでも走らせてみようかなとWindowsを起動しようとしたところ・・・起動しようとしたところ・・・ん?あれ?おかしい。

起動しねぇ!!!

デュアルコアからクアッドコアへの乗り換えということでなめてかかってましたが、甘かった。何度やっても「ようこそ」画面あたりでマウスカーソルごとフリーズ!!ファッキン!!!マザーボードを交換したときは動かないはずのものが動いたのに、CPU交換ごときで何てこった!

というわけで、今は泣く泣くサブ機のMacBookから書き込み中です。ああ、またMacに浮気しそうだ・・・。とりあえずCPUをCore 2 DuoのE6600に戻して環境を元に戻すことにしました。ついてねぇぇぇ。