2016年1月18日

新年一発目の更新ですが

1月18日に「あけましておめでとうございます」って言うのは少々気が引けますが(世間の寒中見舞いの時期すら逸している)、鈴木的にはお年玉付き年賀はがきの抽選前なので、全然余裕で言わせて頂きます。

あけましておめでとうございます!!!

ちなみに「全然」は旧来「~ない」に続かないと使えない言葉でしたが、最近では「全然(○○ない。むしろ××であるから)OK」のような使い方が許容されているとかいないとか。まあ言葉は生きているということで。さらにちなむと、そんなことを言いながらも後輩に「了解です」と言われるとイラっとくる程度に心は狭いです。言葉は生きてますね!

閑話休題。

ここまで書いておいて、ブログに何を書くのか忘れましたが、何を書くのか忘れた・・・と思ったことにより何を書くのかを思い出しました。

突然ですが、昨年、鈴木は診断書レベルで一度死の淵を見ることになりました。いわゆる三大疾病というやつです。

ここからは回顧録。同じ境遇の方は、少しだけ心が軽くなるかもしれませんので、そういう方が少しでも増えることを願って書きます。

2015年夏に、職場の人間ドックに当選したので(当たると安く行ける)、人生初の人間ドックに行くことになりました。2年前の夏に睡眠時無呼吸症候群の重篤なやつ(1時間に53回呼吸が止まっていたというギャグみたいな症状)全身麻酔の手術を受けたので、他にも何かあるんじゃないかと気になっていました。「日帰りコース」を予約した自分は、午前中いっぱいをかけてドックを受診し、午後4時から医師の面談という予定でしたが、4時間も待つことに我慢できず、さっさと帰ってきてしまいました。

1週間後、ちょうどお盆の前あたりに結果が郵送されてきました。医師の面談を受けた場合は、その場で受け取って帰って来ることができた検査結果が送られてきたのです。自分は今年の4月くらいから糖質制限ダイエットのまねごとのようなことをしていて、体重が昨年同時期比で7kg程度減っていたので、検査の結果も良好でした。それでも肥満度は「やや肥満」だったので、去年まではいったいどれだけ太っていたのか...と思いながら、ほぼ「A」または「B」の検査結果を眺めていくうちに、初めて見る文字を発見しました。

レントゲンの項目に「D」の文字。そして、「区域13 肺の下部結節状陰影の疑い。」コメント欄に「3ヶ月以内に予約無しで精密検査をおすすめします。」との文字が。

え?肺?俺タバコ吸わないんですけど・・・。それに肺のだいぶ下のほうに結節状陰影って。なんかやばそうな名前だな。などと思いながら検索してみたところ。

要約すると「肺がんの疑い有り」ということでした。

しかも、肺の下部はガンが存在しても症状としてはなかなか現れない部位、というか症状を感じたら絶望的という場所らしい。さらに悪いことに、左側の肺の下部に、ここ数ヶ月...というか年単位で違和感や痛みを感じることが多かったのです。自分はそれをすい臓の疾病と思い、専門医に通っていたのですが、どうやらすぐには問題なく大丈夫ということで様子見をしていたところでした。まさか、すい臓ではなく肺ガンだったの?という考えが頭を支配し、真っ白になってしまいました。まず考えたのは家族のこと。そして買って間もない自宅のローンのこと。生きながらえてしまったときの医療費や、どんな最期になるんだろうということ。ここで仕事に対する事が1ミクロンも頭をよぎらないのが自分の本心なのか、などというツッコミをできるのは今だからということでwその日はネットを調べて少しでも希望を持てる内容を読みあさったり、むしろ最悪のケースの際の動きを頭の中でシミュレートしたり、ホントに自分の「死」ってやつを真面目に考えた1日でした。もちろんその日だけではなく、病院できちんと再検査をするその日まで、頭の中で「死ぬ」ということを考え続ける日が続いたのでした。その間、およそ2週間。マジ辛かった...。ご飯の味がしなくなる、という体験を久しぶりに味わいました。

で、お盆休み明け初日に再度病院に行ってきました。そこで初めて担当の医師の話を聞くことになりました。医師によると、肺の下の方に3cmくらいのボール状の陰が写っている、それがガンなのか、過去の炎症の痕跡なのかは分からない、それをハッキリさせるためには最終的には組織を摘出して云々だけど、とりあえずCTスキャンで調べましょう、ということでした。

CTスキャン自体は1~2分で終わるものでした。ただ、病院があまり大きいところではなかったので、放射線の専門医師がいらっしゃらないとのこと、2週間後に検査結果を聞きに来い、とのことでした。え?ここからまた2週間の生殺し期間を過ごさないといけないの!?と思い、医師に「今日の時点で分かることはありませんか?」と聞いてみました。すると、専門ではないのでハッキリとしたことは言えないが、レントゲンに写っていたほうは確実にクロなものは写っていない、ただハッキリしたことは2週間後じゃないと話せない、という優しい言葉を聞くことができました。この話を聞いたか聞かなかったかで、その後の2週間の心持ちは全然違ったと思います。

2週間後、CTスキャンの結果を聞きに行きました。CTスキャンの写真は、体を輪切りにした写真を60枚以上重ねることで、擬似的に内臓の様子を立体的に捉えることができる、という一般的なものでした。とはいえ、解像度が高くて素人目に見ても「すげえ...俺の体の中、こんな風になってるんだ...脂肪だらけや...」と分かる程度に高画質でした。医療の進歩ってすごいですね。

まず、レントゲンで写った結節状陰影は、おそらく肋骨が交差したところがピントがぼけて陰影として写ったものだったようです。つまり、こちらは「シロ」!!やった!!!ガンじゃなかった!!

...と思ったのもつかの間。

レントゲンと反対側の肺の、それも「下部」に、1cm強の陰が見つかったのです。こちら側はまったく自覚症状を感じていない部分。そこに、ぼやっと1cmくらいのシナプス状の陰がありました。レントゲンでは写ることはありませんでしたが、CTスキャンの結果という「間違い」の起きづらいものに映り込んだ陰。医師から、2~3ヶ月後に再度CTスキャンを行い、その陰が育っていないかを調べる必要があること、変化が見られるようであれば組織を摘出してきちんと検査しなければいけないこと、などを告げられました。こちらから「家族は呼ばなくていいですか?」とつい聞いてしまいましたが、まだその段階ではないので、とにかく3ヶ月後にもう1度検査しましょう、と告げられました。

生殺し期間、2~3ヶ月延長。。。しかし受け入れるほかありませんでした。

しかし、どうせ検査をするならば確実に結果が出るほうが良いと考え、最も長い期間の「3ヶ月後」の再検査をお願いしました。検査を受けても、結果を聞くのはその2週間後なので、ざっくり言うと2015年末まで結果が分からないということになります。それでも、結果を聞いた後もモヤモヤした思いになるのは嫌だったので、そうしました。

で、3ヶ月後に2回目のCT検査を受け、その2週間後に受診したところ、右側の陰も大きくなっていませんでした!!!実は、鈴木は20年以上前に、マイコプラズマ肺炎で入院したことがあり、その時の炎症の跡が残っているのかもしれない、とのことでした。つまり、「とりあえず今のところは肺がんの可能性は低くなった」ということになりました。やった!!!夏頃から自分を苦しめていた心の枷が、ようやく外れた気がしました。でも、まだ100%とは言えないので来年もう1度CTスキャンを受けるつもりではあります。

ここまで読んで下さった方は、鈴木を直接知っている方か、もしくは検索で肺がんや結節状陰影などのキーワードでたどり着いた方だと思います。自分を含め、健康診断で上記のような結果を言い渡されて不安や恐怖で頭がどうにかなってしまいそうになる人はとても多いと思うのです。そんな方達の何人かは、私と同じように、少なくとも現時点では、ガン以外の可能性があることを知って欲しいのです。ネットを探すと、さも最悪の結果になると言わんばかりの内容でいたずらに不安を煽るものや、免疫療法などの怪しい医療ビジネスのカモにしようという結果も目に付きます。もちろん、中には本当にすぐに治療が必要で、見つかって「良かった」と思える状況の方もいることだと思います。ただ、健康診断や人間ドックでは、なるべく多くの人を助けるために、「少しでも疑わしきは再検査」という流れを汲むことが多いというのも事実です。検査の結果は、前向きに考えるための材料として捉え、変に気に病まないようにして欲しいと思いこのようなログを残しました。何しろ鈴木自身が遺書を書くか書くまいか迷うくらい悩んだという経験をしましたから...。

不安な気持ちの中、この記事にたどり着いた方達の心が少しでも軽くなり、また、最良の結果が待っていることを祈って止みません。

ち な み に 、

ワタクシ的にはこの話、実はハッピーエンドで終わらないのです。健康診断の結果、確かに圧倒的にAが多かったのですが、こうとも書いてありました。

「右腎血管筋脂肪腫の疑い」

良性な場合も多いし、最悪腎臓は1個とっちゃっても(負担はかかるものの)なんとかなるとはいえ、気分がいい物ではないなあ。SASの手術で扁桃腺を既に摘出しているので、体の中の何かが足りなくなる感覚は分かるつもりですが、これも1年先にちゃんと診てもらわなければいけないと思っています。

さらに言うと、今一番気にしていることは上記のどれでもなく、臓器でいうと「脳」についてなのです。

ワタクシ、若年性健忘症とかアスペルガーとかADHDとか、色々言われたい放題でしたが(そして自分でも割と認めているのですが)、なんとこの度、とうとう自分の携帯電話番号と住所、年齢を思い出せない場面に出くわしました。イヤー、これ本物でしょ・・・。某心療内科マンガのADHD診断テスト、9項目中8項目に当てはまりましたから。5項目でAD(注意欠陥)に当てはまるのに、8項目てほぼエリートでしょ。。注意欠陥と健忘症の合わせ技一本です。

さらにさらに。この流れだからサラっと書いちゃいますが、1年くらい前の今頃、信じられないモノを見ました。仕事帰りに、光る狐?オオカミ?みたいな獣が自分の自転車の10mほど横を併走し、垣根を通り抜け、地域の豪農の玄関にちょこんと座り、毛繕いをする、というのを見たのです(午後11時すぎ)。以前「マツコ&有吉の怒り新党」だったと思いますが、「注目を浴びたい奴は卒業式の間近になると、急に霊感が強くなったような話をし出す」なんて話をしていました。いや、マジだから。3才の時に、枕元に女の子とその親みたいな奴に立たれた依頼のガチのやつだから。自分としては「それを見たら死ぬ」タイプの現象だったら誰かに語り継いでもらわねば、そのためには誰かに話をしなければ、むしろ話をすることで自分の命が助かるのでは?などと考えて考えて考え抜いて翌日何人かに真剣に話した、という本気の現象です。でも、考えてみれば、自分の脳がイカれかけているとすれば、この程度の幻覚、見えて当然くらいかもしれません。実際、今の職場で深夜まで作業してると、視界の端っこにチョロチョロするやつが現れるの、日常茶飯事だし。。。こんな自分にン千万円のローンの審査が通るとは、世の中チョロいですね!

...嘘です。死ぬ気で働きます。こんなこと書いてるの日曜深夜2時ということで察してください(何を?

結局何が言いたかったのかと言うと、

人生一難去ってまた一難!本当のピンチはピンチの後ろに隠れてる!でもなんだかんだで寝てればやる気が出るから何とかなる!

ということです。皆様、くれぐれもご自愛のほどを。

※この記事は、筆者が体験した事実のみを元に書いてあります。