鈴木7才のCDができるまで…CD-R盤面印刷編

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※2003年11月26日 プリンタ買い換えたので追記です

2003年11月にPM-D750という廉価版のプリンタに買い換えたわけですが、これがCD-R等への盤面印刷に関してはPM-950Cの数段上を行っていることがわかったので追記します。どんな点が進化したかというと、

1.つよインクによる発色、対光性、保存期間の大幅な延長
2.光学デバイスによる微細な位置調整
3.付属ソフトによる内径・外径のフレキシブルな設定
4.印刷速度
5.価格

こんな感じでしょうか。PM-950Cと比較した感想を述べます。1に関してはキレイに色が出てます。黒とかはよりはっきりでているような気がします。特筆すべきは2!以前は印刷のたびに0.5mmとか誤差が生じてしまっていたのですが、今回は原理は良くわかりませんが説明書・パンフによると光学装置で位置調整をしているらしいのです。これが効果覿面!ビタっと位置が決まります。最強。3に関しては以前は内径・外径の最大値・最小値の幅が狭かったのですが今回は余裕を持って設定できるようになりました。4に関してはシリーズ全体として速度アップしている中で、中堅モデルとも言えるこのプリンタは以前の最速モデルに近い速度で印刷してくれます。5の価格は言わずもがな、同様の印字スペックでメモリスティック等の読み取りデバイスが省かれたPM-G800が2万円以下で買えることを考えるとお得です。

というわけで今のお勧めはやっぱり最新機種です。最高モデルとかどんな画質・速度なのか試してみたい気がしますがお金がないのでこれで十分です。ていうか本当に十分満足しております。(キヤノンの性能はどうなのかなーと思ったりしますが)

それでは、今や昔の機種となりましたPM-950C、レポートは過去に書いたものになりますがどうぞご覧下さい。↓

〜これまでのあらすじ〜

 年に1度、CDを出すか出さないかという常時充電型ユニット「鈴木7才」。たまにしか出すことのない彼らのCDは、内容も見た目もかなり疑っている。じゃなくて凝っている。ジャケットはもとより、中身のCDの盤面に至るまで、こだわりを持ったデザインを貫き続けた。CD-Rにシールラベルを貼り付けて出荷し、友人のCDプレイヤーを完膚無きまでたたきのめしたこともあった。
 そしてとうとう2001年夏に発表したベストアルバム「7xai@best.cd.jp」ではCD盤面印刷を駆使し、カーステレオにも安心して挿入できるオリジナルCDを世に送り出すことができたのである。〜

 とどのつまり、EPSONのPM-950Cを使って盤面印刷したので、興味のある人は参考にして下さい、ということです(^^;

EPSON PM-950C写真

 今回のCDの盤面印刷に使用した「PM-950C」です。定価は6万近くするのですが、最近は値段もこなれてきて2002年春の時点では3万円台後半で手に入ります。主観を交えた特徴としては、

○重くてでかい
○7色インクで奇跡の画質、普通紙黒印刷もそこそこ綺麗
○最悪のコストパフォーマンス
○白黒印刷もそこそこ速い(しかしキャノンの新型の足下にも及ばない)
○CD-R印刷がフロントローディングだが、一筋縄にはいかない

…という感じです。特に最後のCD-R印刷に関しては想像とかなり違う振る舞いをしてくれたので、今回のレビューを書こうと思ったのです。

1.準備

 まずは、パソコンにドライバーやらソフトやらインストールして使う準備をします。あと、印刷に使いたい画像ファイルをあらかじめ用意しておくと良いかもしれません。今回鈴木7才のCDを作るにあたっては、正方形の画像ファイルを別のソフトで作って、それを処理しました。

鈴木7才CD盤面画像データ
こんな感じで画像ファイルを用意しておきました。

 盤面印刷をするには、付属の専用ソフトを使います。他のソフトからでも印刷は可能ですが、確実に印刷箇所を固定するには専用ソフトを使うのが一番でしょう。「EPSON CD Direct Print2」というソフトです。これもインストールしておきましょう。

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